エンタメに枯渇しているオタクは映画 滝沢歌舞伎ZEROを見てほしい
私は今猛烈に怒っている。
またコロナに大事なものを奪われた。
このブログを書いているたった今、コロナの濃厚接触者でSnowManが年末にかけての隔離休養が発表された。明記されてないけどカウコンや紅白はきっと出れない。
NEWSに続きスノまでも。
誰も悪くない…誰も悪くないから行き場のない悲しみと辛さに溺れてしまいそう。
ただただ元気に戻って来てくれればいい。
失ったものは来年取り返そう。全部取り返そう。
ということで書きかけのブログを怒りパワーで仕上げます
▼ここからが本来書いていた記事▼
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020年、私たちは新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の事態に見舞われ当たり前の日常を奪われた。
愛してやまないNEWSのLIVEをはじめ、FESやイベントは軒並み中止。
大好きな人達には会えないし、オタクの楽しい集いも自粛。
ツアーのついでに…と計画していた旅行もなくなった。
個人的な話をすると、昨年11月に結婚を機に生まれ育った東京から広島へ引っ越した私は、広島で気軽に会える友人もまだ少ないので東京に行けないことがなかなかダメージだった。
1人の時間も楽しめるタイプだがさすがに飽きる。やることない。
4月頃は仕事も1か月休みとなり、いよいよ退屈を極めていたころに暇つぶしでうっかり出会ってしまったのがSnowManだった。
▼SnowManにハマった詳細はこちら▼
暇を持て余したオタクにYouTubeみせたらあかん。
自粛期間中にコロっと落ちて、気づいたらFCに入ってました。
そして気づいたら滝沢歌舞伎2019のDVD買ってました。
さて、ここからが本題。(前振りが長げぇ)
好きになるまでNEWS以外のジャニ知識がほぼなかった私の最初の疑問
滝沢歌舞伎って結局なにやってんの?
え、分からなくない?
歌舞伎?歌舞伎やるの?
てかごめん歌舞伎の知識もないけど楽しめる???
そんなことを考えながら購入。
もうここまで来たら逆に何の前知識も入れずに見よう!!となぜか強気の姿勢。
そして届いたDVDを見て驚きましたよね。
歌舞伎って名前ついてるけど
これは完全に総合エンターテインメントSHOW
もうね、すっごい。
歌にダンスにアクロバット、殺陣に太鼓に変面…そして歌舞伎やお芝居。
大げさにいうと和製シルクドソレイユみたいな感じ。
一つ一つの演目が独立したパフォーマンスで、そのどれもがクオリティ高く、
なんだかよく分からないけどずっとすごい。
初めて聞く曲、初めて見る芸、どれもこれも消化する前にどんどん次の演目にいってしまうので脳が落ち着く暇なく惹きこまれっぱなし。
お芝居はタッキーが主演だった頃の続きなのか、初見の私からすると話わからん!って感じだけどなんとなく事情が分かるような台詞をいれてくれているので、徐々に話が見えてくる。あとお丸さんがかわいい。
とにかく見終わったときに体中がエンターテインメントで満たされる感じだったんですよね。
滝沢歌舞伎ってこんなことやってたんか!
まじすげー!!
っていう知能レベル3くらいの感想しか出ないくらい圧巻でした。
そしてね、驚くのがやはり彼らのスキル。
いくら下積みが長いといえ、デビュー1年目とは思えないスキル。
滝沢歌舞伎2019に関してはデビュー前ですよ。
どんだけ努力したねん。
歌って踊ってアクロバットして伝統芸やってお化粧して歌舞伎やってお芝居やって…
どれも付け焼刃じゃないんすよ。
ガチのガチっすよ。
1つ1つが新春かくし芸大会で披露できるレベル。
あれって1つの出し物習得するのに皆さんめちゃくちゃ練習するじゃないですか。
それを彼らは全部やるんすよ。
本業のアイドル以外の芸がとにかくすごい。まちゃあきもビックリ。
多彩な人材が揃う事務所の中でもさすがにここまで芸を極めるグループほかにいないのでは。
そして滝沢歌舞伎を見るとSnowManが鬼クソ真面目ハイパー努力型ストイック集団だという事がすごくわかります。
全てに全身全霊かけてやってんだなってのが画面越しからでも伝わるのよ。
さて、これが2019公演のDVDの感想。
では、2020の映画はというと・・・
2019年のベースを残しつつ進化を遂げた最高のエンターテインメントSHOWとなっております。
初見で前知識のない人は上記で述べたように???となる部分も多いと思います。
しかも映画では導入部分で謎の少年の前に謎の少女が現われ、2人で謎の未来都市に行き、本編が始まるんですが導入するだけで回収はしないんですよ(これが最大の謎)
でもね、そんなことは気にしないでください。
ジャニーズのトンチキに耐性ある方なら「あぁ、トンチキ演出ね」くらいの感じで流してください。
耐性のない人は深く考えず本編に集中してね()
公式が『舞台でも映画でもない』といっている通り、これは普通の映画とはちょっと違うんです。
舞台でやっていたことに、舞台ではできないような演出を盛り込む。
映像だからこそできるカメラワークや、展開。
映画館にいながらその場で見ているような舞台そのままの演出もあれば、
演舞場では見れないような角度で殺陣を見たりもできるのです。
さらには上映マナー注意の特別映像からエンドロールならではの楽しい演出まで。
これは映画だからこそです。
そう、今がチャンスなのです。
来年以降はまた演舞場での公演に戻りますし、今回が好評だったからまた映画やってくれないかなとか思うけどそんな保証ないし、映画館の大きなスクリーンで臨場感満載の滝沢歌舞伎を堪能できるのは今しかないんです。
だからね、少しでも気になってる人には見てほしい。
コロナは相変わらず猛威を振るってるし、大好きな人たちにまで襲い掛かって本当に最悪だけど。だからと言って経済を止めるわけにいかないですからね、行ける環境にある方はしっかり予防対策をして一度劇場に足を運んでいただきたい。
映画に3000円?って思うかもしれないけど、それ以上の感動と興奮を得られます。
これでエンターテインメント欲がこんなに満たされるなら3000円めっちゃ安いな。もう一回見に行っちゃおうかな。
くらい思ってもらえる作品だと思います。あとお丸さんがかわいい。
推しに会えなかったり
エンタメ不足で心が枯れている人、ぜひ!
それでは今日はこの辺で、小山くんの言葉を拝借して。
オタクのみんな!心は元気に。